黒詩中心サイト。ＢＬＡＣＫ－poem－ＲＯＳＥ移転形です。
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雨降りの夜
黒くみえた雨は
血の雨だった
頬を伝う血液が
自分のものか
他人のものか
空のものかは
解らない。
悩みすぎた君の頭が爆発したんだ。
ｸﾞﾛﾃｽｸな物体が飛び交っている
顔にあたらぬよう
避けなければ。
血まみれになった僕が
君のﾌﾞﾂを被って
死体もどきにならぬように
黒くみえた雨は
血の雨だった
頬を伝う血液が
自分のものか
他人のものか
空のものかは
解らない。
悩みすぎた君の頭が爆発したんだ。
ｸﾞﾛﾃｽｸな物体が飛び交っている
顔にあたらぬよう
避けなければ。
血まみれになった僕が
君のﾌﾞﾂを被って
死体もどきにならぬように
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黒イ薔薇の
蜜の先では
サーカス団の
パフォーマンス
狂い掛けた
心臓に
ナイフを刺した
ピエロの笑顔が
僕の心を狂わせて逝く
狂った瞬間
僕も
黒薔薇サーカス団の
一員だ
蜂蜜に包まれた
毒をそっと
舌で舐めて
死んでゆきたい
苦しむよりは
甘い御口で
死にたいの
毒に包まれた
蜂蜜を見つける前に
蜂に刺されて
死んじゃいそうね。
赤イ林檎が森の中
小さく小さく実ってる
それを齧る
森の妖精
パタパタ地面に落ちてゆく
真っ黒に染まってゆく林檎というナの
果実
あらあら誰が仕掛けたのかしら？
赤イ林檎に毒を入れたのは。
黒イ果実にしちゃったのはだれかしら？？
枯渇し逝く森の中
美しく咲き誇る花園に一つ
薔薇の華と蝶の姿
枯れ逝く森の
美しく咲き誇る花園も
いつかは枯渇する
飛び逝く蝶も
愛した薔薇と友に
死んでゆく
枯渇し行く花園に
枯レ逝ク蝶ト薔薇